我らが船長に見せつけられた光景の衝撃に、剣士の肚が据わった。いや、目が据わった。
呆然と座り込んでいるブルックに、ずい、と近寄る。
「…おい」
「はい?」
「俺にも味見させろ」
「ヨホホ?と言われましても……」
ブルックの返事を待たず、がっしと頭をつかみ、額に舌をはわせる。
あっという間だったルフィと違い、ゆっくりと這う生暖かい感触にびくりと肩をすくめた。
(もう、何にも残っていないと思いますけどーー…)
(ルフィさんと間接キスになってますけどーーー…)
言おうとした指摘は、ひどく熱くて鋭い眼差しを前に呑み込まれた。
どうもまだ離してくれそうにないらしい。
音楽家はため息をついて、剣士の背中にそっと手を回した。
ナニこのSSもどきwww
この1枚だけ雰囲気違う…。前3枚の背景はミルクココア色。これだけチョコレート色です。
背中に手を回すあたりが両思い風味!